昨年結婚式を挙げたときに調べたことをまとめてみました。
式場選びで、ホテル1件、ゲストハウス2件、合計3件見学に行きました。
結論を言うと駅から近くにあるゲストハウスに決めたのですが、どのような所が決め手になったのかを直接足を運んでみた結果を書いてみました。
なんとなく自分の中で重視していたポイント
- 遠方からのゲストが多いので駅から近く、交通の弁がいいこと
- 300万以下の見積り
- レストランを使ったカジュアルな会より、披露宴もできる
ホテルタイプの式場
ウエディングがメインではなくもともと宿泊が仕事なので、ウエディングだけでガツガツ売り上げを上げようとしなくていいというのが特徴のよう。
見積額が高くなりがち
最初に提示される見積りから大きな変動がない代わりに、最初からそこそこ高額価格。
企業優待があり、利用したとしてもゲストハウスの見積りより高い。
式当日の一日のみで付き合いが終わらない良さ
ホテル側はウエディングを通して、顧客と末長い付き合いをしたいと考えているので、結婚記念日に再度ホテル内のレストランに来てもらうことを狙っているようでした。
一周年記念で招待してくれたり、子供が産まれてからも記念日などで訪れたり、永く関係を持続できるという良さがあります。
伝統と格式がある
きちんとした印象があり安心感があります。
親族や会社関係のゲストが多い場合は特に間違いないでしょう。
新郎新婦が落ち着いた年齢の場合も◯。
立地、サービスが良い
ホテルなので駅から近くルートも分かりやすく、屋根のある所を通って速やかに移動できます。
遠方から来るゲストが多い場合や高齢者、小さい子どものいるゲストにも優しいですね。
多目的トイレなど設備も充実しており、特別料金でホテルにそのまま宿泊できるのがポイントです。
私たちが見に行った所は、新郎新婦も当日一泊できるシステムでした。
天候に左右されない
完全屋内なので天候や暑さ寒さに左右されずに、予定通りのスケジュールを決行できます。チャペルも高層階にあり、眺望が自慢です。
眺めが売りということは、天気が悪かったらもったいないですねとイジワルな質問をしてしまったところ、雨が降ったらそれはそれで幻想的との回答をいただきました。
さすがです‼︎
信用できる
全国的に展開しているホテルだから、結婚式挙げたところが経営破綻したとか無くなった、というふうになりにくくて安心できます。
ゲストハウスの中には経営が難しくなってしまい、式を上げるまでの期間に途中で名前が変わったり夜逃げしたり…なんて所もあるとか。
ゲストハウスと比較するとやや古臭い
裏を返せば伝統と格式に通じるのだろうけど、昔ながらの結婚式である印象。
集合写真撮影のサンプルは、昭和の雰囲気をうっすら感じます。多分心配ないんでしょうけど、前撮りとかオシャレにできるのかといらん心配をしてしまう。
貸切にはならない
1日に複数の組が挙式するしホテルのゲストなどほかのお客様もいるので、完全貸し切りとはいきません。
ゲストハウスタイプの式場
貸切、美しい邸宅、ガーデン、今風の演出などがメリット!
非日常を経験できる
結構式のための施設なので、何と言っても入り口から庭までお城みたいなステキな雰囲気だったり、リゾート風だったり、とにかくテンションの上がる所が多いです。
貸切
午前と午後で1組ずつなど、ほかのゲストとかぶらないように配慮されています。
値引き交渉に応じやすい。
ウエディング専門の所だと土日で利益を上げなければならず、1組に対してオプション追加に必死になる傾向。当初の見積もりより大きく上がりやすいですよ。
ゲストハウス競合同士の競争、格差が激しい
結婚式場は熾烈な競争が繰り広げられており、売り上げ不振の所は、契約してから当日までの間に他社に統合されたりして名前が変わる、契約してから挙式まで早くても半年ほど期間があるので、その間に式場名が変わったり潰れてしまったりトラブルもあるそう。
また、若いスタッフが多く元気はあるが、ホテルの対応の方がきめ細かいと言えるでしょう。
もちろん人にもよりますが。
暑い、寒い
男性は夏にスーツで屋外挙式になると暑くてつらいそうですね。対して女性はパーティの服装で冬場寒いの困りますね。
ガーデンを使ったりすると季節の影響をとても受けますが、逆にどんな季節に挙式したのか記憶の中に深く刻み込まれて思い出になるともいえます。
すごく素敵なお庭の式場が気になっていたんですが、やはり雨が降ったらと思うと気になってしまい、断念しました。
当日までのお付き合い?
当日無事に終わればそれでおしまい。競争が激しいので閉館してしまうことも。
その後の人生で余韻にひたれないのではないか。
…と思っていたのですが、式を挙げた所と住まいが割と近く、たまに前を通りますし、家族と参加できるイベントのお知らせが届いたりして、わりと繋がりを感じています。
どこもとても素敵なのは間違いないけれど、私たちにとっては大きなお金なので真剣に吟味しました!
結局、一番決め手になったのは、総額とゲストにとっての便利さのバランスでした。
私たちは30代なので親や親族も高齢の人が多いし、赤ちゃんを連れてくる子育て中のゲストも多かったからです。
20代で式を挙げていたらまた違った観点になるかもしれません。
これから式を挙げる方、式場選びぜひ楽しんでくださいね。