昨年 結婚式を挙げました。
いわゆるゲストハウスで人前式をして…という内容だったのですが、今回はヘアメイクについてのお話です。
花嫁のヘアメイクというのはリハーサルがあり、一度当日の状態になることができるので安心感がありました。
が…
当初1つ後悔したことがあるのです。
それはズバリ、アイメイクのこと。
あくまでも自己満足の話なんですが。
そもそも、私の目といえば、蒙古襞があるのですっぴん状態だとたいへん地味な形をしています。
そこでまつ毛の重みを利用して二重にするという境地に辿り着いたのですが、満足のいく重さになるには条件があります。
- ロングタイプの伸びる系マスカラベース&マスカラを使うこと
- 慣れているので自分の手で行うこと
この2つの条件が絡み合うことで目を開いた時に瞼が持ち上がり、二重になるのです。
そんなことで変わるの??という声が聞こえて来そうですが、この切実さは同じ立場の人でないと分かりづらいかもしれません。
でもガンバレルーヤと浜辺美波ちゃんぐらい変わるんですよ。(え?)
しかし今回は式場のメイクさんがいる。そう、プロフェッショナルです。
しかし上に挙げた条件が命だと身にしみて分かっている私は、当日自前のマスカラベース、マスカラを持っていき 恥ずかしながらも申し出ました。
「あの…目だけ自分でやってもいいですか?」
私の申し出を快く受け入れてくれたメイクさんは、私の手にプロメイク道具のマスカラを握らせました。
あ、いや、こちらじゃなくて、自分で持ってきたやつがあるのでそれを使いたいな〜
自分でやるってのは自分の持物を使って自分の手で行うということです(*^▽^*)
…とは言えませんでした。小心者でした。私はメイクさんの持っているマスカラを直塗りしました。泣いてもいいようにウォータープルーフのです(^^)とメイクさん。ありがとう…
結果、まつげはいつものように盛れず、瞼も持ち上がりませんでした。後日写真を見ると、横顔がひふみんの目元でした。
当たり前です。慣れない人様のアイテムでドシロートのぶーが施したメイクなのですから…
でも自ら申し出たんだから自己責任なのです。
今思えば、持参したヤツを使わせてください!といえば了承してくれたと思います。
ただ、もしそれでメイクが崩れたら、メイクさんは式場から怒られてしまうかもしれない。だからあまりワガママは言えない。
辿り着いた悲しすぎる結論
そして私は気づきました。
プロはメイクを施す時、素材を活かそうとしているのではないか。だって、その人が自分の顔のどこにコンプレックスを感じているかなんて知らないのだから。もしつぶらな瞳をチャームポイントだと思えば、無理に盛ろうとなんてしないでしょう。
対して本人はコンプレックスを殺そうとしている。どうにかして自分の納得のいく形にしたいと四苦八苦している。活かそうとする側と殺そうとする側せめぎ合っていれば、すれ違うのも無理はないのです。
そして接客全般に言えることですが、初めて会ったお客様のことに、どこまで熱意を持って接し興味を持てるか、親身になれるかって所です。
その人が何を重要視していて、どんな人なのか、コミュニケーションをとることが満足度に繋がるんだなぁと思います。
式場のメイクの方は人柄も良くて一生懸命やってもらったので、感謝しています。
あと結果として、目元のナチュラルメイク具合が素朴な私にマッチしているという母からの感想ももらい、これで良かったのだと納得して終わりました。
というわけで自分の納得するメイクなんて自己満足、普段の生活でこれからも研究していきます。
リハーサルの辺りで前撮りもしました。
結婚式の写真を残したい!しかし、当日だけだとバタバタして撮れないかもしれないので、ちょっとかしこまった写真も含め撮っておきたい!
という思いから前撮りをしました。
式場で前撮りをするメリット
- プランの中に組み込めるからラク
- 思い出の式場で撮影できる
- 料金が高め
その他写真スタジオを利用するメリット
- 式場よりリーズナブル
- その後の記念日などでも利用できる
リーズナブルさを重視し、写真スタジオに問い合わせました。服装は和装を選択!
式場では洋装のみの予定なので、和装をきて写真だけ撮りたい!という野望があったのです。
これは結果論ですが、結婚式のドレスより写真の和装の方が好評だったようだし、自分でも和服の方が似合っていたと思いました。というか、ドレスが似合わなさすぎたんですけどね。
そういえば和服は七五三や成人式、結婚式に参列するときなど、これまでにも着たことがありました。が、ドレスって着たことないんですよね〜。
いや、こんなにも自分がジャパニーズフェイス&ボディだと自覚させられるとは…
試着してる時点だと舞い上がってるから気付かないんですよ、不思議ですね人間って…(^-^)
さて、スタジオ内で撮影するプランと、庭園や神社などでロケーションさつえするプランがあります。
季節は秋だったので、紅葉の広がる庭園で着物を着て撮ったらとても素敵だと思い、ロケーションプランを選択しました。
このロケの場合は庭園や神社に予約が必要だったりするので、空いていないとだめなんですよね。
あんまりギリギリだったり人気があったりすると、第一希望の所を断念することもあります。
仕事してると都合をつけるのもやっとです。
まさかの雨!でも楽しめる
なんと当日雨でした。週間天気の段階から嫌な予感はしていましたが、当日は朝から雨。
写真スタジオのスタッフさんはギリギリまで粘ってくれましたが、雨足はつよくなる一方だったので、泣く泣く室内撮影に切り替えました。
写真館さん「ぶーさん…雨がどうしても止まないのでこれは…。非常に残念ですが…」
ぶ「あ…しょうがないですもんね」
写「いやぁ本当に残念です。でもスタジオでも必ずステキな写真撮ります!」
スタジオの方々は何も悪くないのに、すごい申し訳なさそうにしてくれてました。
確かにロケ撮りを楽しみにしていたので残念ではあったけど、まぁしょうがないもんなぁ…と諦めはつきました。
予定が変わってしまったということで、写真も当初の予定より大目に撮ってくれて、被写体シロートの私たちが笑顔になるように、疲れないようにトークしてくれるカメラマンさん。
写真って、一瞬の瞬間が収められてそれが結果だから、被写体が機嫌悪かったりしたら致命傷になるんだろうなぁ。
だからスタッフさんはみんな、すごく私たちの気持ちを大切にしてくれていました。それがすごく伝わってきていました。
いい作品を作ろうとしてくれてる、一生の思い出になるもの、っていうのが全員の共通認識になっていて、有り難い気持ちでした。