〜前回までのあらすじ〜
以前、胚盤胞移植したけれど妊娠できなかったため、念のため子宮内に異常がないか内視鏡を入れて調べたのでした。
内視鏡検査の結果
子宮自体は大丈夫だったのですが、妊娠に必要と言われている菌がいないことが判明。
その名もラクトバチルス 。この菌らが、最近の研究では妊娠するのに重要なカギを握ると言われているらしい。
でもその菌、私のお腹の中に少ないのではなく、全くのゼロ。こんなことある?涙
このラクトバチルス は、子宮内にある善玉菌のような存在。これがいないと着床がうまくいかなかったり、赤ちゃんが育たなかったりすると言われている。
ただし、まだ研究段階だそうですが…。
ラクトバチルス を増やす日々が始まった
先生いわく、薬を飲めばこの菌を増やせて子宮内環境を整えられるとのこと。
早速薬で治療したあと再検査。すると菌が30%ぐらいまで増加!
やった。なんで最初全然いなかったか分からんが、この菌が生きられない環境ってわけじゃなさそうだ…。
しかしまだ足りぬ…!もう少し増やしたいというわけで、3回目の検査!
待望の結果は…20%!
え?減っっちゃってる!?
どうやら薬を飲めば飲むほど増えるわけではないらしい。体質的にこれ以上増えないみたいです…。
無念…。ただ、ここで子宮内に変化が…。
1、2回目の検査の時は少なかったビフィズス菌がほぼ8割を占めていた。
ビフィズス菌といえば言わずと知れたヨーグルトの善玉菌じゃないですか…。なぜ君がこんなに…?
このビフィズス菌、ラクトバチルス と親戚のような善玉菌だということで、最初に比べれば子宮内の環境はずいぶん改善しているらしい。
この菌のバランスの話、冒頭で述べたようにまだ研究段階のため、ラクトバチルスがいないとダメとする説もあれば、ビフィズス菌と共存してる感じでもよいとする専門家もいるとのこと。
なのでこの環境のまま移植してみることにしました。今のところ、これ以上打てる手が無さそうですし…。
2回目の移植を決意
妊娠とは本当にとんでもない奇跡が積み重ならないと成し得ないので、何が原因でどうしたらいいのか、原因を探るのも大変ですね。
けれど出来ることをやったし、2度目の移植に踏み切ろうと思います。