排出された胎嚢と胎児のこと
さあ、自宅で排出された胎嚢と胎児。
ネットによると、グレーっぽい色の袋が胎嚢だとのこと…。
とはいえ、何しろ初めて見るので、血だらけだし何がなんだか分からない。病院にも提出するようにとは言われてないけど、念のためジップロックに入れて冷蔵庫へ保管してみました。
頭では亡くなっていると分かっていても、即座に処分することができませんでした。
染色体検査へ
翌日病院へ電話してみました。昨晩流産したこと、内容物を保管してることを伝えると、検査に出したければ持ってくるようにとのこと。
検査とは、いわゆる染色体検査のことで、染色体の本数や構造の異常を調べること。
絨毛染色体検査を行うと、胎児に染色体異常があったかどうかが分かるそうです。
せっかく保管しているのだし、今後のためにも検査に出そうと思い病院へ!
絨毛染色体検査は回収した組織を培養して行う検査で、保険が適用されません。
しかも、必ず検査結果が出るわけではなく、培養がうまくいかないと調べられないこともあるそうです。(その場合も料金はかかる)
それでも検査には出したほうがいいだろうと思いました。
もしも流産が胎児側の問題でないことが分かれば、迎える母体側の要因が出てくるからです。
人間の体って奥が深く、流産の原因をいろいろ調べても原因が分からないこともあるそうです。
そして母体年齢が上がるとともに染色体異常の割合も高くなると言われ…。
採卵→移植→着床と順調にきても、なかなかうまくいかないとは…。
人がお腹の中で育ち産まれるのって、本当に奇跡なんですね。
生きてると嫌なこともあるけれども、数々のハードルを乗り越えて産まれてきたと思うと、ちょっと踏ん張れる気がします。
1ヶ月後に結果が出る
持ち込んだ内容物からは、絨毛や胎児は確認できなかったと書いてありました。
やっぱりだめだったか…。なにしろ6週ほどの大きさでかなり小さかった上に、自宅で自然排出だったので、ちゃんと回収できてるか不安だったんですよ…。
組織の培養結果は…「染色体異常は認められなかった」。
母体の細胞が混じってる為、胎児でなく私の染色体分析になってる可能性があるみたい。
報告書を見た時にXの染色体が2個あって、女の子だったんだ、、と感動したけど、これ自分なんかい…。
結果、胎児に染色体異常があったかどうかは分からずじまいでした。
なんとも言えない結果になりましたが、次回の生理を待ち再度の移植を試みます。
受精卵はあと2つ。諦めない。
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ヘビーな内容でしたが、読んでくださってありがとうございます!
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— ちいさきおぶー (@osozakibu) 2020年11月22日