以前、子宮外妊娠の可能性に怯えていた時、早見表を作って持ち歩いていました。
救急の人に自分の状況を伝えるためです。
子宮外妊娠とは
本来着床すべき場所以外に受精卵がくっついてしまうため、異所性妊娠というそうです。卵管などの臓器は赤ちゃんを育てる所ではないから、そこで成長してしまうとどうなるでしょう・・
お腹の中が無事ではすまないのは想像に難くないのです・・
なぜ怖いかというと
- 胎嚢がある程度大きくなるまで自覚症状が現れにくい
- 卵管などが破裂してしまうと体内で大量出血して、命の危険がある
私の場合は体外受精からの子宮外妊娠疑いだったので、ずっと通院して経過観察していましたが、それでも気が気じゃなかったです。出血もあり受精卵が成長していないのにHCGだけが日に日に上がっていく様は不安でした。
急な腹痛に見舞われて救急車を呼ぶことになりかねないよなあ・・
そうなれば痛みで説明できる余裕ないかもしれないし、なるべく外出は控えているけど、スーパーなどに行くこともあるし。
名前とかは保険証見せればいいとして、自分の状況をいち早く知らせるには・・
一目瞭然な早見表を作ろう
家にB6サイズほどの紙があったのでそこに・・
- 通院中の病院名と電話番号
- 生理日→胚盤胞移植→陽性判定→現在までのHCG値推移
これらを日付とともに書きます。
それと医師から子宮外妊娠の疑いがあると言われたことをかいておきます。
救急車呼ぶ時にこれを持っておけば、パニック状態で説明するより分かりやすそうなので。
実際に運ばれた場合、どんな流れで治療されるのか分からないのですが、対処が遅れて手遅れにならないように…というわけです。
コロナの影響などで救急車の受け入れ先が見つかりづらいこともあるかもしれませんからね・・
その後HCG値は徐々に下がっていき、大ごとになることもなく救急のお世話になることはありませんでした。
ただ、この紙をいつも持っていたことで安心できたので、万が一の時のお守りのような役目を果たしてくれたと思います。