私とマウスピースとの出会いは数年前に遡ります。
寝ている間は意識不明なので全く自覚はないのですが、歯の食いしばりがひどいことを結婚後にコーさんから指摘されたのです。
彼曰く、私は夜な夜な恐ろしい音を立てて歯軋りの音色を奏でているとのこと。
コー「ぶーちゃん、いつか歯が無くなっちゃうよ…」
歯医者さんへ相談しに行ったところ、誰でも多かれ少なかれ歯軋りをするものらしい。
無意識に歯を食いしばることによってストレスを解消している面もあるので、精神的な影響もあるといいます。
歯医者さんは、「このパツッと真っ直ぐになってる歯があるでしょ?これは食いしばりによって削れた所なんです。」と言っていました。
普段歯の形をまじまじ見ることはなかったけど、言われてみれば不自然に真っ直ぐな歯が。
体の中で最も固い部分の一つである歯が削れるほどとは、長年に渡って食いしばってきたことが想像できました。
コーの言っていたことは大げさじゃなく本当なんだ…。私、歯を痛めつけてたんだな…。
怖くなった私はマウスピースを作ることにしました。
マウスピースはソフトタイプとハードタイプがあるといいます。
どちらもオーダーメイドのように歯の形を取ってもらい、後日受け取るのでした。
最初のマウスピースデビューの時は違和感が少ないというソフトタイプにしたけど、引越しで歯医者さんを変えてからハードタイプも作ってもらいました。
歯医者さんによってマウスピースの形も違うのかもしれませんが、両タイプ使ってみての私の感想は…
ソフトタイプ
- 変色しやすい
- 破れてくるため耐久性が弱い
↑未使用の時の写真です。前歯周辺部分のみで全体を覆わないので違和感を少なくしてくれてます
ハードタイプ
- 劣化しにくく丈夫
- 傷んだ所を修理して使えるらしい
- ソフトより汚れにくい
なんとなくソフトタイプの方が装着した時の違和感が少なそうなイメージでしたが、私はハードタイプもそんなに変わらないと思いました。
私の持っているマウスピースは、ソフトの方が深く出来ていてがっちりハマるので意外と違和感あり、ハードは硬いけど浅くて慣れちゃえば大丈夫でした。
それとソフトは日々の食いしばりにより穴が空いてきて破壊されていくうえ、汚れてきていつまで使っていいのか判断に困るのでした。
ハードの方は毎日痛めつけても今のところ壊れる気配はないので、これからもハードタイプと睡眠を共にしていきたいと思います。
ちなみに私の食いしばりにクレームを入れたおコーさんも、同じ歯医者さんでハードタイプを作っていました。
あんたも食いしばりしとるんじゃあぁ〜!